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当時、艦隊戦が主軸となっていた戦略に、汎用的で小回りのきく単独部隊での兵器が求められていた.3040年軌道衛星の一つである「ゼブルス」において、旧宗主国になりつつある政府軍と軍事主義にある民族解放戦線との戦闘が激化していった 。
政府軍の最大の悩みは、安定しない大気によって制空権を握れないこと、そして大陸の70%が砂地である為大量車両による部隊移動が困難で、特に南大陸側の道路網、鉄道網の未整備により機動性を大きく欠いてしまう事 だった。
地の利を知っている神出鬼没の解放軍に、とても対抗できる状態ではなかったのだ...

3041年初め、戦況が困難を極めた政府軍は星団連邦に助力を依頼した。
星団連邦は、多数の軍事顧問団と支援部隊をゼブルス政府軍に派遣し、当時 メディカル・エバキュエーションと呼ばれる負傷兵救出、あるいは撃墜された艦船搭乗員の捜索、救難など、多目的に使用されていたMT-1 に武装を施し、機動部隊として主軸に配備していった。

     


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